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石垣島 観光

【石垣島】宮良殿内(みやらどぅんち)歴史を感じる国の重要文化財

琉球王国時代の頭職(八重山最高の役職)の住宅として格式をもって建てられた、国の重要文化財

宮良殿内(みやらどぅんち)に行ってきましたので、ご紹介させていただきます。

美しい庭園は国の名勝に指定されているそうです。

沖縄の伝統的民家を間近で感じられる貴重な体験ができますよ♪

【石垣島】宮良殿内(みやらどぅんち)国の重要文化財に指定

沖縄の伝統的民家で、国の重要文化財に指定されている

宮良殿内(みやらどぅんち)

年季の入った赤瓦屋根が歴史を感じさせますね。

それでは、中に入ってみましょう♪

観覧料は200円です。

建物の中に入ると、受付の管理人さんがいらっしゃいます。

観覧料をお支払いして、パンフレットをいただき説明を受けました。

石垣島の古民家では一番古く、築200年近いそうです。

【重要文化財の指定に至る経緯】

この建造物が重要文化財に指定された理由は、首里士族層の屋敷構えや建築様式を残していることによるものである。

去る第二次世界大戦で沖縄本島は“鉄の暴風”とも形容される米軍の激しい地上戦の攻撃で、古来の建造物がことごとく破壊し尽くされてしまった。

八重山地方では空爆や艦砲射撃による被害はあったものの、地上戦が展開されなかったことから、古い民家や屋敷が砲火を免れた。

沖縄本島で地上戦がなければ、首里近辺にこのような建造物や屋敷が多くの残されていたはずである。

こうした事情を背景に1952(昭和27)年の琉球政府発足後、いち早く文化財指定に向けた取り組みが始まり、1956(昭和31)年に琉球政府指定重要文化財となり、1972(昭和47)年の日本復帰に伴い国の重要文化財となった。

なお、「宮良殿内庭園」は、国の名勝に指定されている。

【石垣島】宮良殿内(みやらどぅんち)屋久杉の一枚板があるよ

建物は木造平屋建で、沖縄独特の赤瓦の屋根です。

縁側には、当時使われていた茶碗、重箱、盃、花瓶などが展示されています

これは何だろう?

宝物でも入ってんのかな?

【宮良殿内】一番座(客間)

こちらの部屋は「一番座」といわれる客間になっています。

一番座(客間)と、奥の二番座(仏間)を仕切る中戸には屋久杉の一枚板が用いられているそうです。

建物の中には入れないので、縁側に座ってゆっくりと貴重な空間を感じさせていただきました。

日本昔話に出てくるような「お手洗」

さすがに、夜一人で行くのは怖いなぁ…って雰囲気(笑)

【石垣島】宮良殿内(みやらどぅんち)庭園は国の名勝に指定

庭園の植物はどれもエネルギッシュで生き生きとしています。

苔がびっしりと着いた歴史を感じる橋ですね!

【宮良殿内】築山

庭園の築山です。

よく見ると、珊瑚岩が積まれているような…

周りの木々も迫力があって、パワースポットのような雰囲気です!

【石垣島】宮良殿内(みやらどぅんち)アクセスや営業時間など

今回は、国の重要文化財「宮良殿内」のご紹介でした。

「宮良殿内」は、琉球王国の士族の邸宅だった建物です。

第二次世界大戦での沖縄戦でほとんどが焼失した中、県内で残っているのはここだけだそうです。

そんな背景を元に、貴重な建造物として「国の重要文化財」に指定されました。

庭園は国の名勝に指定されています。

ぜひ、歴史を感じる重要文化財「宮良殿内」に立ち寄ってみて下さいね♪

■住所:〒907-0022 沖縄県石垣市大川178

■電話:0980-82-2767

■アクセス:新石垣空港から車で約30分

■営業時間:9:00〜17:00

■定休日:火曜日・年末年始

■観覧料:大人200円 / 生徒(小中高)100円

■駐車場:なし

■観光所要時間:約15分