梅雨真っ只中の6月「沖縄夫婦旅行」に行ってきました♪
那覇空港に到着後、レンタカーを借りてまず向かった先は…
糸満市にある「ひめゆりの塔」
「ひめゆりの塔」は沖縄戦で亡くなったひめゆり学徒の鎮魂のために建立されました。
同じ敷地内にある「ひめゆり平和祈念資料館」では、ひめゆり学徒の戦争体験を通して、戦争の悲惨さや平和の尊さを学ぶことができます。
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【沖縄旅行記】「ひめゆりの塔」無料駐車場あり
車は、無料駐車場が設置してある「ひめゆり会館」に停めさせてもらいました。
見学後にお土産を買ったり、お食事をいただくこともできますよ。
入口には献花販売店があって、一束200円で販売されています。
今でこそ自然豊かで穏やかな空気に包まれていますが…
第二次世界大戦中、米軍の攻撃によってたくさんの少女達が命を落とした場所でもあります。
太平洋戦争末期の1945年3月。
当時、沖縄師範学校と沖縄県立第一高等女学校に通っていた女学生222名と、教師18名の総勢『240名』
彼女たちが沖縄陸軍病院に動員されて、負傷兵の治療に尽力を注いだのが
「ひめゆり学徒隊」
ひめゆり学徒隊とは?
1944年12月に沖縄県で日本軍が中心となって行った看護訓練によって作られた女子学徒隊のうち、沖縄師範学校女子部と沖縄県立第一高等女学校の教師・生徒で構成されたものの名前。通称としてひめゆり部隊やひめゆり隊と呼ばれることもある。
【沖縄旅行記】「ひめゆりの塔」千羽鶴に込められた平和への祈り
「ひめゆりの塔」は沖縄戦で亡くなったひめゆり学徒の鎮魂のために、沖縄戦の翌年1946年に建立されました。
献花台の奥に映っている岩は「ガマ」と呼ばれる自然でできた防空壕で、じっさいに使われていたものです。
米軍の激しい攻撃によって、中にいた96人のうち87人もの方が命を落としました。
全国各地から寄せられた千羽鶴には平和への祈りが込められています。
敷地内には「ひめゆりの塔」以外にも様々な石碑が建てられています。
【沖縄旅行記】「ひめゆり平和祈念資料館」当たり前の日々に感謝…
「ひめゆり平和祈念資料館」は、「ひめゆりの塔」に隣接して1989年に開館した資料館です。
沖縄戦に看護要員として動員されたひめゆり学徒隊の戦争体験を伝えるために設立されました。
建物内は写真撮影禁止になっています。
展示室には沖縄戦で亡くなったひめゆり学徒達『227名』の遺影や遺品が、彼女達の生きた証として展示されています。
また、資料館には「ひめゆりの塔」の前にあるガマ(伊原第三外科壕)の実物大模型があり、内部の様子を実際に見て感じることができます。
資料館の出口付近にも多くの千羽鶴が掲げられていました。
数少ない生存者の方が、あの地獄の戦火で友人が命を落としていった中、
「自分が生き残ってしまったことに今も深い罪悪感を抱いている…」
と噛み締めながら言っていた言葉を聞き、心がギュッと苦しくなってしまいました…。
この平和な時代に自分が生かされていることに感謝して、今、この瞬間瞬間を味わって大切に生きて行こうと改めて感じさせてもらいました。
皆さんもそれぞれに感じるものがあると思いますので、是非「ひめゆりの塔」に足を運んでみてはいかがでしょうか。
【沖縄旅行記】「ひめゆりの塔」アクセスや営業時間など
■住所:〒901-0344 沖縄県糸満市伊原671-1
■電話:098-997-2100
■アクセス:那覇空港から車で40分
■営業時間:9:00〜17:30(入館は午後17:00まで)
■定休日:年中無休
■平和祈念資料館:入場券(大人310円/1人)
■駐車場:ひめゆり会館に無料駐車場あり
■クレジットカード:可
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